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練習試合

 三週連続の練習試合が続きました。この二週間は、熱中症で倒れるということもなく、一安心といった状態でした。今週もまた少しでも良いコンデイションが続くことを願うばかりです。

とは言っても、室内での競技ですし、風を入れるわけにもいきませんから、快適な温度という訳にはいきません。さすがに熱中症予防のために競技中はマスクはずしたり、換気に気をつけましたが、日ごろの運動の成果でしょうか、子どもたちの体力には驚かされるばかりです。朝から夕方まで、数多くのゲームをこなしてもまだまだ余裕の子どもたちでした。

 スポーツに興味を示さない子どもたちが多く存在することも確かです。ただ、体力を養成するということを考えれば、是非とも何らかのスポーツに興味を持ち、参加してみることも必要に思われます。

今までは嫌なものであった学校の運動会や持久走大会で、好成績を残す子どもたちは、スポーツはもちろん、他の方面でも自信を獲得するに違いありません。

もちろん、スポーツ万能とは言いませんが、教員の片割れとして言いにくいことなのですが、ひきこもりなどの問題を抱えた子どもたちへのはたらき掛けとして、カウンセリングなどの手法は必要なことは否定しませんが、初期段階にある子どもたちにはスポーツ活動への働きかけは、重症化の予防にもなるように思われてなりません。

 何事においても完璧ということはありません。スポーツ競技のチャンピオンは一人です。100人いれば、1パーセント、1万人いれば、その1万分の1。厳しい世界ですが、世界チャンピオンが全てではありません。チャンピオンにはなれなくても、必ず得るものはあるはずです。

スポーツには無縁の世界にある子どもたちには、ぜひ、そうした機会に触れることを望みたいものです。