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送別会

 本日は、稲敷市の体育館を借りての練習の後、毎年恒例の卒団生を送る会です。

卒団していく子どもたちもそうでしょうが、そうした子どもたちと長い間付き合って来た自分にとっては、何とも表現し難いひと時です。出来ればもっと付き合い、さらなる成長を見届けたい、そうした気持ちが本音なのですが・・・。

 過ごしてきた日々の生活の中では、あまり気付くことはないのですが、あらためて、今の姿を眺めてみると、身長は当然ですが、その成長ぶりには驚くばかりです。

子どもたちを見送る自分自身は、はためには、孫の成長を眺める祖父のようにしか見えないかもしれませんが・・・。

 長かった教員生活でも、こうした場面は数多くこなしているはずなのですが、単に授業だけを担当していた生徒たちを見送るのとは、全く違った感慨なのです。今更ながら、こうした付き合いの素晴らしさをしみじみと感じます。

 喜怒哀楽が激しく、時には、ラケットを投げ捨てたり、感情コントロールが下手だったキャプテンも成長しました。

果たして最後までクラブ活動を続けることが気がかりだった、唯一の男の子もまた同様です。

無口で、なかなか感情を表に出さない女の子二人、一人は昨年度末に入団してきた子、あっという間の一年でしたが、中学でもバドミントンを続けるということですから、この一年を糧として成長していってほしいものです。もう一人、4年生半ばで入団した子は、その成長ぶりに驚かされました。2年余りで、県の3位まで成長しました。ぜひ、バドミントンを続けてほしいと思うのですが、彼女の目指す方向は違うようです。それもまた、新たな生き方を見出すための一つの方法なのかもしれません。

 今日の別れは、新たな挑戦、そんな気持ちで、明日から再スタートです。