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3月1日

 いよいよ3月1日です。今日は、日本全体が荒れ模様の天候。当地も朝方は土砂降りでしたが、この辺りは、予報とは違って風はだいぶ穏やかでした。

昼頃には20度を越すようなぽかぽか陽気となりました。

しかし、すぐには春の到来とはいかないでしょう。これからもまた何度かの天候の急変はあるかもしれません。

 朝のテレビには、この荒れ模様の天気と同様なニュースが流れていました。

女子レスリングでオリンピック4連覇を果たした伊調馨さんに対するパワハラ問題です。

まだ詳細は分かりませんが、相撲の世界の不祥事についても、まだ収まる気配はありません。常に、こうした問題の裏側に見え隠れするのは、スポーツ界の保守的な体質です。

問題が組織内部では解決されず、メデイアによって表面化してからようやく動き出すというような体質です。

冬季オリンピックの好成績にも悪影響を与えかねないこの問題について、関係者には、早急に対応してほしいものです。

 誰しもがそうであるとは言うことはできませんが、人は力を得ることによって謙虚さを失ってしまう傾向があります。それが人間の性(さが)と言ってしまえば簡単なのですが、自らがその変化に気づかないところに問題があるのか、あるいは、得たものを独占したいという動物的欲望のなせる業などでしょうか。

 ジュニアクラブの6年生もまもなく卒業、その進路については、各人各様です。バドミントンを続ける者もいれば、違った活動に転ずる者もいるはずです。

毎年のことですが、子どもたちの進路については、自分なりの見方で、方向づけの話をするのですが、なかなかこちらが思うような方向に進む子はおりません。自分の進路に対する考え方の中心は、あくまでバドミントンに情熱を注ぐなら、という立場での方向づけですから、この考え方を中心に据えて方向づけをすることは子どもにとっても保護者にとっても大変なことなのだと思います。

勿論、まだ遠い先を見通す力が薄弱な小学6年生という立場とその保護者の立場が存在しますから、その三通りの考え方がうまくマッチするということは稀なことなのです。

 それはともかく、新年度を迎えるにあたって、クラブの課題は盛り沢山です。技術面はもちろんですが、まずは、子どもたちにバドミントンに対する情熱を植え付けること、部員の確保などが当面の課題です。