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練習

 中学生の練習と小学生の練習は、基本的には別日程ですから、こちらのスケジュール調整以外に困ることはあまりないのですが、たまたま日程の都合上、合同で実施することもあったりするわけです。

下は小学1年生から上は中学2年生まで、年齢差、体力差はもちろん、技術の差も甚だしく、ポイントの置き所にはいささか困ってしまいます。

男女や学年、技術などでレベル分けが出来れば、問題はないのですが、多くの指導者がいるわけではありませんから、ついつい、一緒くたの状態で実施することが多くなって、方向が定まらないままの練習に頭悩ますというわけです。

 小学生に比べれば、中学生は聞く能力も体力も忍耐力もはるかに向上していますから、楽な一面はあるのですが、徐々に個人個人の技術差も目立ってきますから、その対応にも頭悩ますというわけです。

とにかく、物事すべてが順調に進むわけではないでしょうから、それぞれの場面で、どう対応するかで頭を悩ますのは、誰も、何処も同じでしょう。

まあ、最近はそうした場面でも特別に感情的になることは少なくなりましたから、外からもそんな内面の様子はうかがい知ることはできないとは思います。

しかし、退化しつつある脳細胞には、そうした内面のいらいらや悩みは、多少の刺激になっていることは確かですし、時には癇癪玉を破裂させることも一層の刺激剤となるのかもしれません。