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マナー

 今日は3月3日のひな祭り、スーパーでは、温室栽培と思われる桃の花が販売されていました。我がクラブも大半は女の子ですから、それぞれが、今日は久しぶりの団欒を楽しんだことでしょう。

 先日の日曜日は、今年度最後のダブルス大会でした。6年生にとっては、悲喜こもごもの一日だったでしょうが、勝敗に関わらず、それぞれの思いが脳裏に刻まれたことは確かでしょう。

ただ、残念だったことは、一部のコーチたちのマナーの悪さが目立ったことでした。

大会においては、子どもたちにはもちろんですが、コーチたちにもマナーやルールについての注意がなされますが、ややもすると、それを無視した大人たちの違反が目立ったりするものです。

 試合においては、指定のサイドコーチ席があり、1名ないしは2名のコーチが入るのですが、今回はそれ以外の応援者がサイドコーチまがいの行為をしたことで、ひじょうに不愉快で腹立たしい思いをすることになりました。

フロアー内で、遠目に試合を観戦するといった状況は、けっこう見られる状況ですから、ふつうはあまり気にしないのですが、先日のケースは、自陣コートと相手コートの背後に陣取って、相手チームに圧力をかけるような状況で、それぞれが選手に声を掛け、拍手をし、コーチングするという状況でした。

ゲームをする子どもたちは、そうした行為に文句をいうことができない状況でしたから、ついつい自制心をなくして、クレームをつけてしまったという次第なのです。

多少大人げなかったという、自省の念はあるのですが、どこかで歯止めをしなければという思いが勝ってしまった結果なのです。

 こうした状況は、けっして今回に限ったことではないのかも知れませんが、知らずにという状況ではありませんでしたし、ましてや、強豪チームであり、県を代表するようなチームのすることでしたから、余計に腹立たしかったという訳なのです。

 試合に勝つためには、様々の手段を用いなければならないことも確かなのですが、当然、ルールに則り、マナーを守った上でという条件のあることを忘れないでほしいものです。

 試合を取り仕切るのは、審判員なのですが、ローカル大会ですし、すべてが資格を持った審判員とは限りませんから、そうした点までは注意が行き届かなかったいうこともあり、勝手に出しゃばってしまったという次第でした。

故意に、意図してということではなく、情熱が勝った結果だとは思いますが、運営者も一般コーチも、意識すべきことではないでしょうか、

 自身も、「他山の石以て玉を攻むべし」と心得ることにしましょう。