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感覚

 年も押し詰まりましたが、新たな年に対する感覚が鈍ってしまったようです。

最近は、変化がないことを望んでいる自分の存在をはっきりと自覚できます。

思い返せば、幼かった頃も年が改まることへの関心は、あまりありませんでしたから、いわば、そうした頃と同じ感覚なのかもしれません。

とは言っても、幼かった頃は、単なる無関心の結果であったのでしょうが、今は、迫り来る老化からの逃避の結果なのかも知れません。

 過ぎ去ろうとする一年、とりあえずは、年頭の目標もあったのですが、その目標達成度は、あまりにも貧弱なものでした。

もちろん、100%の目標達成などは、絶対にあり得ないことと承知はしていますが、少しでも多くの良い結果を残したいと思うのは、誰もが願うところでしょう。

 小学生バドミントンクラブの活動を本格的に開始してから二年が過ぎ去ろうとしています。多少の結果は残しましたが、高い目標の達成までには、さらにステップアップしていかなければなりません。

老いたりと言えども、夢は思い描くことはできますから、自分自身に対しても、部員たちに対しても、「来年も、乞う、ご期待・・・」と言うことにしましょう。

 新たな年まであと数日、毎日の浅い眠りの中で、少しでも多くの夢を思い描きたいと思います。