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光陰矢の如し

 つい先日、6月に入ったように思われるのですが、あっという間に月も半ばです。

 週4日の練習に切り替えてから2ヶ月、この効果が出るのはいつ頃でしょうか。

 小学生たちもバドミントンだけをしてるわけにはいきませんから、さぞや毎日のスケジュール調整が大変だろうと思います。

塾やピアノやエレクトーン、2つのスポーツクラブかけ持ちと、それぞれ多種多様ですが、遥か昔の自分の小学生時代と比べると、雲泥の差です。

 自分の少年時代は、田舎に塾などはありませんでしたし、習い事と言えば、習字か算盤ぐらいでした。もちろん、そんなものとも関係ありませんでした。

自分は幼稚園の学歴もありません。学校教育と言えば小学校がそのスタートでした。

その有り余った時間は、まったく自由な時間だったわけです。

もちろん一人で行動する時もありましたが、多くは下級生から上級生までが、一緒に行動する場合が多かったように思います。

そうした中で、下級生は上級生に対する、上級生は下級生に対する対処の仕方を否応なく学ばされたように思います。

今は同学年の仲間との横のつながりが中心のようですが、昔は縦のつながりをもった関係でした。

今の子どもたちが、言葉の使い方や、人間関係を築くことが下手な原因もそんなところにありそうです。

戦後の貧しい生活環境の中では、親たちもあまり子ども中心の生活ができませんでしたから、子どもたち自身がおのずと生きる力を身につけていったのかもしれません。

 バドミントン活動の中で、この子どもたちが逞しく生きる力を少しでも蓄えてくれれば有り難いのですが・・・